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★文武両道とプロへの道

 南帆選手は4月に慶應義塾大学 環境情報学部に入学、授業出席、課題提出(頻繁にレポート提出が必要)、復習(放課後、SAさんから授業内容を教示頂き理解を深めている)に追われながらも、體育會庭球部でしっかり練習する毎日。入学当初は疲れ切っていたが、ようやくペースもつかめて来た模様。体育会なので1年生としての仕事も沢山あり、今の時代では理不尽と思われることでも人間力を養うには必要悪。OBや先輩、目上の方への敬意や配慮も身について来た(笑)
 関東学生(通称;春関)では単複優勝したが、久しぶりに南帆のテニスを観て、着実に進化していることが確認できたので安心している。大学には栄養管理をする部門や、相手の癖を研究する戦略部門があるらしい。プロでもなかなか揃えられないアカデミックな環境の中で、ジュニア時代のテニスをベースに更に強化をして頂いているのが良く分かる。
 横浜25Kでの清水綾乃プロ、日比万葉プロ、久留米60Kでの小堀桃子プロ、また春関決勝や早慶戦で戦った清水映里選手など、今まで勝ったことが無い選手にもストローク力で勝負出来ている。オンコートでの練習だけではなく、体育会ならではの厳しい(!?)トレーニングが南帆の実力を上げるのに効果絶大なのだと思う。
 また、慶應義塾大学の坂井監督や原ヘッドコーチがナショナル(日本テニス協会)共、連携を取って頂き、南帆のプロへの道を応援頂いている。尾崎プロや森田あゆみプロとの練習の機会も有難い。高校を卒業して即プロへの道もあったが、文武両道を選んだ南帆選手を引き続き応援して行きたい。

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