ヨーロッパ遠征を終えて(6/8~8/9)
ヨーロッパ遠征を終えて〜プロの厳しさを身に沁みて感じた2ヶ月間
更新が遅れてしまい申し訳ないです。
少し前のことになりますが、振り返りながら綴ろうと思います。
今年3月に大学を卒業して、久しぶりの長期遠征でした。単位のことを考える必要もなく、テニスに集中できるな〜と思って臨んだ遠征でしたが、それはそれで大変なこともたくさんありました。試合に負けて落ち込んでいる間も無く次の大会はきて、日々目標に向かってモチベーション高く努力し続ける厳しさを身に沁みて感じました。
大学進学を決めた理由は色々ありますが、そのうちの一つに高校卒業後すぐにプロになる覚悟ができていなかったというのがあります。大学4年間で覚悟を決め、プロになりましたが、プロの世界は想像以上に過酷でした。一回の海外遠征でかかる費用は多く、最初のうちは常に赤字でスポンサー様や両親の支えがないと活動することができません。一刻も早く恩返しをしたいのですが、どの選手も貪欲で勝ちに対しての気持ちはとても強く、簡単に勝てる世界ではもちろんありません。結果を出し応援して下さっている方々の喜んだ顔が見たい。でもそのためには、負けても落ち込んでいる暇はなく毎日顔を上げてモチベーション高く努力し続けないといけない。言葉では簡単に言えますが、これがどれだけ大変なことかプロになって遠征をまわり知ることができました。
ヨーロッパ遠征の後半は、メンタル的にも疲れが出てしまいましたが、今ではポジティブな気持ちで活動することが出来ています。なぜなら、この厳しい世界に挑戦する価値があり、私はこの職業が好きだからです。
大学の同期と久しぶりに会って近況報告をし合うと、会社に勤めている中でも大変なことが沢山あり、みんなそれぞれ苦労しています。色んな場所でみんな毎日頑張って過ごしていると思うと、私ももっと頑張らないといけないなと思います。刺激を与えてくれる同期に感謝です。
いつも応援して下さっているファンの方々、本当にありがとうございます。これからも自分らしく笑顔で頑張ります!!