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慶應女子初の王座2連覇達成

慶應女子史上初の王座2連覇を達成することが出来ました。男女アベック優勝の夢は叶いませんでしたが、王座優勝という一つの目標に向かって部員皆で頑張ったあの日々は、大切な思い出です。
決勝で対戦した筑波大学との試合は、自分のダブルスが負けてしまい1-1でシングルスにまわりました。S2.3の試合もファイナルセットまでいく接戦となり、最終的には私のS1にチームの勝敗が掛かりました。監督からも、「やるしかない」という言葉を常にかけて頂いていたので、「負けたらどうしよう、大学テニス最後の試合だ、勝ったら2連覇だ」といった雑念もなく試合に入ることが出来ました。大学に入るまで、団体戦をそれほど経験してこなかったので、応援の声かけに対してどのように反応したら良いのか、どれくらい応援に頼ったら良いのかなど全く分かりませんでした。年を重ねるごとに団体戦での戦い方が分かってきて、王座決勝の舞台では応援を力に変えて目の前の1試合、1ポイントを楽しんで戦うことができました。マッチポイントを取った瞬間、いろんな思いが湧き出てきて涙が溢れてしまいました。部員皆の顔を見ると、心の底から喜んでいて私も本当に嬉しい気持ちになりました。
庭球部に入って4年間、楽しいことばかりだったと言えば嘘になりますが、たくさんのことを学び、様々な経験をして人としてもテニス選手としても成長できたと思います。同期の皆にとっては、テニス人生は幕を閉じます。本当にお疲れ様!社会人になっても、定期的に会えたら嬉しいです。
私自身は、プロテニス選手になり夢を追いかけます。この先、辛いこと苦しいことも多々あると思います。そんな時は、大学で学んだことを思い出し、踏ん張って耐え続けて頑張りたいと思います。
来年こそは、男女アベック優勝してくれると信じています。女子に関しては、3連覇という新たな壁にぶち当たると思いますが、そんな時は今まで積み重ねてきた努力を部員皆で思い返し、頑張ってほしいと思います。

これからも、慶應義塾大学体育会庭球部の応援を宜しくお願い致します。


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